特徴
- 米空軍協力の下、VRを利用した軍医療従事者のための次世代のシミュレーショントレーニングを構築するために開発されました。
- VALORとは、SimXのミリタリー向けシナリオ群を指します。
- ミリタリー向けのシナリオは約100種類あり、TCCC (Tactical Combat Casualty Care 戦術的第一線救護)に基づいて作成されています。TCCC以外にも、*ARC、*SUC、*PCC、*CBRNシナリオ群があり、シナリオは適宜追加・更新されています。
*ARC → Advanced Resuscitative Care
*SUC → Small Unit Care
*PCC → Prolonged Casualty Care
*CBRN → Chemical, Biological, Radiological, Nuclear
VALORのシナリオについて
VALORには大きく分けて6つのカテゴリのシナリオがあります。
※現時点で実装済みのシナリオはCOREのみになります。
- VALOR CORE
TCCC、SUC、PCC、CBRNなど26個で構成された、核となるシナリオ。 - VALOR En Route Care
航空医療後送と救命救急航空輸送の範囲にわたる、11個のシナリオ。 - VALOR TCCC-ARC
高度な蘇生治療の戦術、技術、手順を備えた6個のシナリオ。 - VALOR EMS
EMS 担当者による病院前の環境での患者の評価、現場管理、搬送を対象とした10個のシナリオ。 - VALOR CBRNE
*CBRNE 傷者の評価、管理、除染を対象とした15個のシナリオ。
( CBRNE → Chemical, Biological, Radiological,Nuclear, Explosive) - VALOR SUC
小規模部隊設定における、兵士の健康上の懸念の評価と管理を対象とした、10個のシナリオ。
VRトレーニングの利点
- 訓練の準備が簡単
VR機器とPC、ネット環境だけ準備すればOKで、準備の煩わしさがありません。 - 手軽に何度も訓練できる
繰り返し訓練することで、間違いがなくなるまで何度も取り組めます。 - 意思決定力を磨くことが可能
様々な状況下での手順を実践することで、判断力を鍛えることができます。
製品情報
品番 | T62SX001 |
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推奨環境(PC)
CPU | Intel core i5 プロセッサー (Intel core i7 プロセッサーをお勧めします) |
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メモリ | 8 GB RAM |
必要容量 | 5GB以上のHDD空き容量 (20GB以上を推奨) |
GPU | インテル Iris Xe グラフィックスまたは専用 GPU |
ディスプレイ | FHD+(1920×1200)以上のディスプレイ (最低13インチ以上のディスプレイ) |
OS | Windows 10/11 (Mac OSはサポートされていません) |
推奨HMD
HMD① | Meta Quest 2 (バッテリーパック付きエリートストラップへのアップグレードを推奨) |
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HMD② | HTC VIVE Focus 3 |